お薦め

妊娠中・授乳中の治療

「カウンセリングの重要性と治療の流れ」の項でご紹介しましたが、
「インプラント」治療というのは、手術を伴います。
また、様々な検査を行ったり、抗生物質等の内服薬も処方されます。
そのため、妊娠中や授乳中の方がご検討される際には、以下のようなことを念頭に、医師との相談が不可欠になってきます。

まず、妊娠初期・後期については、「インプラント」は避けるべきです。

初期は、つわりがあったり、イライラ・涙もろい等情緒不安定といったような精神的に不安定な時期であったり、
胎児に影響が出やすい時期です。
緊張や不安が増すことで、流産を招いてしまうことも考えられますし、
”安定期”に入る前というのは、基本的には安静が重要ですので、この時期にはお勧めできません。

また、後期については、母体の血液の多くが子宮に集中する時期であり、
手術による出血等は、貧血・早産といった危険を伴いますので、この時期もお勧めできません。

では、俗に”安定期”と呼ばれる、妊娠中期であれば、安全に行えるのかというと、
この時期であっても、いくつか注意点があります。

「インプラント」治療に限ったことではありませんが、まず、レントゲン検査についてです。
胎児に対して、レントゲンは、奇形や発育遅延といった影響が出るとされています。
これについて、「インプラント」における検査で使用するレントゲンの量はとても少ないので、問題なしとされてはいますが、
やはりゼロでない以上、細心の注意が必要になります。

そして、麻酔・抗生物質・鎮痛剤といった薬についてですが、
これは妊婦が風邪を引いた時と同様、胎児や母体に影響がないとされている薬を使用しますので、特に問題はないでしょう。
また、授乳中の方についても、同様の対処法はありますので、基本的には治療を受けること自体は可能となります。
しかしながら、妊娠・授乳のどちらについても、いずれは終わりが来る一時的なものである以上、
やはり、その時期を超えてからの治療をお勧めします。
こちらのサイトにはインプラント術後のメンテナンスについての解説もございます。是非、ご覧ください。